近年は荒れ果てた山林が多く、目に余るものがあります。
山林の放置、林業関連者の著しい減少、山間部の空洞化、人口の流出と国家的問題に直面しております。

日本国内には 国 土の７０％もの山林があり木材も戦後植林された樹木が６０年産の成木となっております。

弊社の考案したものは“スネークライン”と称し、蛇が山中に入り込むように１本のレールを山中に引き込み、その１本のレールの上をトロリーが２連結で長尺材の末と元とをくわえて運び出す方式です。このレールをループ状に組むことにより、複数の２連トロリーが一方向に自動制御に木材をほぼ無人で運搬することが出来ます。また一定の目的を達した後は簡単に撤去して次の現場に移動できます。

この搬出方式が現有の方式とともに林業を活性化し、強いては国家の発展に寄与することが出来ればと願っております。

（上田社長）